大人のとれんでぃ

大人になって「あ、あまり世の中のことに興味持っていないな…」と焦った時にちょっと世の中の新しいことが分かるブログ。

新国立劇場/スーパーエンジェル無料視聴、期間、チケット、見どころ

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新国立劇場「スーパーエンジェル」は、

2021年11月26日(金)〜2022年1月31日(月)14時まで無料配信を行っています。

スーパーエンジェルを視聴したい方は、以下公式URLからご覧いただけます。 

 

◼️ 新国立劇場ウェブサイト「新国デジタルシアター

視聴URL:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/super_angels-stream21/

 

◼️ 配信期間

2021年11月26日(金)〜2021年1月31日(月)14時まで

 

オペラと聞くと、上流階級や貴族が楽しむもの、と考えてしまう人も少なくないと思います。なんだか敷居が高く感じてしまうことも。

 

しかし、今、話題となっている「スーパーエンジェル」は、『AIと人間の共生』をテーマにし、従来のオペラの枠を超えた作品となっています。

 

新国立劇場バレエ団、新国立劇場合唱団、東京フィルハーモニー交響楽団と、舞踊、歌、音楽共に一流ですから、見たくてもなかなか「チケットが取れなかった」とか「都合がつかなかった」という人もたくさんいます。

 

しかし、今回の「スーパーエンジェル」は、色んな方が楽しめるよう無料視聴を設けました。ぜひ利用してみてください。

 

さて、無料視聴は便利ですが、中には直接劇場で観たい方もいらっしゃるでしょう。

その場合は、以下チケットの購入方法を参考にしてみてください。

 

 

「スーパーエンジェル」を新国立劇場で!チケット入手・購入方法

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出典:新国立劇場 オペラ

新国立劇場ウェブサイト又はチケットぴあで

ウェブサイトでの無料配信は、スマートフォンタブレットで移動の合間に観たり、お茶飲みながらゆっくりPCで観るなど、自分のライフスタイルに合わせて鑑賞できる点、メリットですよね。

 

デジタルシアターとは、本当に便利なものです。

 

しかしウェブ視聴にもデメリットがあります。

それは、どうしてもバレエ優雅さ、音楽の迫力など臨場感は、全てを感じ取ることは中々難しいということです。

 

なので、無料視聴で気に入ってリピートを検討するならば、ぜひ新国立劇場で生鑑賞も選択肢にいれてみてください。

 

チケットの購入方法は、新国立劇場ウェブサイトまたはチケットぴあで購入できます。

 

新国立劇場ウェブサイト

URL:https://www.nntt.jac.go.jp/opera/news/detail/6_021521.html

 

■ チケットぴあ

URL:https://t.pia.jp/

 

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新国立劇場「スーパーエンジェル」見どころは?

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出典:新国立劇場 オペラ

従来のオペラと違った魅力

1つは、従来のオペラと違った魅力があるところです。

  • アンドロイドが出演
  • 「ホワイトハンドコーラスNIPPON」参加。
    色んな子どもたちによる合唱。

- ホワイトハンドコーラスNIPPON -

ホワイトハンドコーラスNIPPONは、聞こえない子も、見えない子も、その友達も、多様な子どもたちが互いの力を合わせて活動するユニークな合唱団です。「私だからできること」「僕だから感じること」を大切に、手の表現で歌う(手歌)サイン隊と、合唱で歌う声隊から成ります。

出典:東京芸術劇場


物語の魅力

マザーにより人が管理される近未来

 「会いたい」と願う人の恋心はAIにどんな奇跡を起こすのか・・・

 

「なぜ僕らを助けてくれた?」とたずねる主人公に、アンドロイドは「君たちの方が進化しそうだったから」と答える。

 

ここから本編へと移っていくのですが、アンドロイドの言葉に舞台の台本を手掛けた島田雅彦さんの想いが詰まっているように思います。

 

ある学園の卒業式で、卒業生は「統治」「守護」「知識」「異端」と選別がなされ、ナノチップを注射されてマザーの管理下に入るが、「異端」と判定され、開拓地に送られる主人公アキラは、学者の道に進むエリカと再会をちかう。

 

「異端」たちの教育を務めるのはヒューマノイド型のAIゴーレム3。

 

主人公がエリカに「会いたい」と願う感情からゴーレム3は、人の感情を学習していく。アキラはゴーレム3との交流を通じ、マザーの管理を逃れ、自由を求めるようになるが、マザーは服従させようとする。

 

学習していく人工知能、その人工知能と人との交流、それを許さず支配しようとするマザー、主人公がどのように対峙して行くのか、本当に守るべきものは何かを問いかける舞台になっていて、大人だけではなく子どもさんにも観て貰いたいですね。

 

まとめ

AIとは人工知能であり、人工知能は『学習』するメカニズムです。

しかし、人の感情の機微を学習するのは難しいものです。

 

これは、AIに限らず「人の社会」にも共通するもので、他人の気持ちを汲み取れないことにより起こる、パワハラ、セクハラ、マタハラ、いじめに対して『大切な物は何か?』と問いかけている作品と感じずにはいられませんでした。

 

是非、たくさんの人に観て貰いたい作品です。