2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村として建設された「晴海フラッグ」。
今回は晴海フラッグの周辺環境や最寄り、新設予定の商業施設に迫りたいと思います。
晴海フラッグの周辺環境は?どんな建物や施設がある?
場所は東京都中央区晴海、約13ヘクタールとおおよそ東京ドーム3個分の広い土地に分譲・賃貸住宅や商業施設など24棟が開業されます。
住宅部分は全体個数5,632戸、そのうち分譲住宅は4,145戸と7割以上を占めています。
選手村に使われた場所ですから広々と余裕のある敷地に3方向を海で囲まれた景観の良さ、また湾岸地区といえども銀座まで3kmほど、タクシーを利用しても片道1,500円程度と好立地でもあり非常に注目されているエリアです。
フジテレビのあるお台場へも車で5分ほど、豊洲市場へは橋を渡ればすぐ、また東京ディズニーランドへも車で20分ほどあれば到着します。
元々が埋立地であり、古い建物も少ないエリアのためこれぞ都会のベイエリア!といった近代的な建築群に囲まれた雰囲気は何物にも変え難いステータスを感じさせてくれる場所と言えるでしょう。
敷地のある埋立区画内には、大型の公園や晴海客船ターミナルも存在しています。
朝も昼も夕方も、そして夜も様々な顔を見せてくれる都会の代名詞的な場所とも言えるでしょう。
#晴海フラッグ🏢の現在の状況です🙄
— マンションウナギ🥰🐡 (@ohayounagihiro) 2021年12月5日
一瞬、タワー棟に見えました😅#定点観測 #HARUMIFLAG #オリンピック選手村 pic.twitter.com/MC3LQoVMrr
晩秋の空は空気が澄んで夕陽🌇がとても綺麗ですね。#晴海フラッグ #朝潮運河 https://t.co/907gSC1HUw
— 晴海地区情報 (@harumichiku) 2021年12月4日
晴海フラッグと秋の夜。
— 勝どきリーマン (@momolani710) 2021年11月5日
良い週末を❗ pic.twitter.com/RVds9Cxd03
つづいて晴海フラッグの交通便や最寄駅について見ていきます。
晴海フラッグの最寄駅はどこ?最寄りが遠いって噂は本当?
2021年現在、最も近い駅は「都営大江戸線 勝どき駅」となります。
残念ながら付近を通っている電車がなく、勝どき駅までは徒歩にして約15分ほどがかかってしまいます。
晴海フラッグ→ドゥ・トゥール→黎明橋→勝どき駅まで歩いた日の記録。晴れの日であれば、大人の女性で16分、比較的歩くの早い私で13分って感じ。雨の日や荷物ありだとプラス2-3分かかる印象。 https://t.co/hu7p8KZGQH
— たかよし@あんばた (@takayoshi_wngn) 2021年11月12日
大江戸線は皇居をぐるりと囲むような路線となっており、六本木・麻布・青山・新宿・上野などに乗り換えなしで行くことができます。
また様々な路線につながっており、乗ってしまえばアクセスの不便さはあまり感じないかもしれません。
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しかし徒歩である場合、雨の日などは苦労しそうですよね。
中には晴海周辺に住んでる人はタクシーで駅まで、といったような意見もありました。
最寄り駅が遠いと馬鹿にする人もいるけど、購入してる人は、晴海フラッグから勝どき駅まで(何なら勤務先まで)タクシー乗っちゃう人多いと思うよ。彼らからすれば、最寄り駅までの距離より、晴海フラッグから勤務先までの最短移動時間(直線距離)の方が重要なんだよな。https://t.co/hgPHUvYplN
— HRtechおじさん (@mazee_tech) 2021年12月2日
あとは豊洲市場まで南下し、「ゆりかもめ市場前駅」という選択肢もありますが、こちらも徒歩で15分ほどかかってしまう距離です。
またゆりかもめも東京中心地を通らないことから、利便性の面ではクエスチョンマークがつくといえます。
ちょっと電車での移動に関しては徒歩が難点となるかもしれませんが、車であれば前述のように様々な有名スポットが付近にあることからそれだけでも価値はあると言えるでしょう。
また、バス網も整備されていますのでバスの利用もありですね。
さて、お買い物の点ではどうでしょうか?
晴海フラッグに商業施設ができます!利便性の向上、期待大。
「ALL I N TOWN」と呼ばれる大型商業施設が晴海フラッグの敷地内に2022年開業予定です。
発表されている概要では3階建ての建物で、
- 1階:スーパーマーケット・カフェ・生活雑貨サービス主体
- 2階:保育施設、クリニック、生活雑貨、飲食店
- 3階:スポーツ施設、飲食店
がテナントとして入る予定、但し2021年12月時点ではどのようなテナントが入るかまでは発表がされておりません。
延べ床面積=我々消費者が歩くことのできる面積と考えていいでしょうか、これが19,000㎡と東京ドームの約半分とあり、これだけの広さであれば様々なお店が揃い、生活用品の買い物に苦労せずに済むのでは?と考えます。
晴海フラッグ周辺には現在、残念ながらスーパーマーケットが少なく、最も近い場所でも徒歩10分以上はかかり、正直なところ現時点では買い物には苦労するといえます。
勝どきもそうだけど
— 野棘かな (@noibara) 2017年5月16日
晴海にもマンションが続々建っているけれど
周りにはコンビニくらいしかなく
スーパーマーケットも、食事をする施設がない
ましてや、保育園なんてあろうはずもない。
でもファミリーが多くなっている。
しかし「ALL IN TOWN」が開業すれば敷地内で買い物が完結できてしまうので、生活のしやすさは格段に向上することとなるでしょう。
何せ5,000戸ほどの世帯が住むだけのキャパシティがありますので、大型の商業施設ができても住民が毎日お買い物をするだけでペイができるのかもしれませんね。
まとめ
オリンピック選手村を再開発した晴海フラッグ。
建物の質も間違いなく、景観にも優れていることから今大注目のエリアですが、アクセスが良いとはいえないのが現状です。
しかし商業施設も開業すれば格段に利便性は上がるのは間違い無いでしょう。高い買い物ですが利便性と景観を買うと思えば安いかも?しれませんね!