大人のとれんでぃ

大人になって「あ、あまり世の中のことに興味持っていないな…」と焦った時にちょっと世の中の新しいことが分かるブログ。

キャベツの品種一覧!植え付け・育て方!プランター、育てやすい品種

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家庭菜園のいい所は、

楽しんで作る手作り野菜と山などに出かけて出来る、

自然との触れ合いが自宅でできる所だと思います。

 

秋から冬にかけて、

家庭菜園で楽しめる野菜のキャベツを紹介します。

キャベツの種類ってどれだけある?サクッと品種一覧!

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私たちが食べている、

キャベツの事を少し話してみます。

 

キャベツは、アブラナ科に属する多年草です。

 

一年生植物として栽培されて、

あなたの食卓に上がっています。

 

キャベツは丸い玉のイメージがありますが、

品種によって結球としないものがあります。

 

日本には、宝永6年にオランダから伝わり、

明治26年に、長野県北佐久郡軽井沢町で栽培がスタート。

 

昭和20年頃まで、一般的に

キャベツをかんらんと呼ばれて広まっていて、

戦後から食糧増産と食の洋風化で

生産量は急激に増え、ダイコンと同じくらいに

野菜の一つとして認知され始めたようです。

 

キャベツの種類一覧と名前

  • グリーンボール 旬 2月~9月
  • 春キャベツ 旬 3~5月
  • とんがりキャベツ 旬 5月~12月
  • 夏キャベツ 旬 6月~9月
  • 札幌大球 旬 10月下旬~11月下旬
  • 紫キャベツ 旬 12月~1月 
  • 冬キャベツ 旬 11月~2月
  • 芽キャベツ 旬 12月~2月
  • サヴォイキャベツ 旬 12月~2月
  • プチベール 旬 12月~2月

 

その他60種以上と品種が意外にも多いんですね。

 

 

・春キャベツ

春になると、新キャベツとして

食卓に並べられますね。

 

冬キャベツと比べると、巻がふわっとしていて、

食感が柔らかく、生サラダで食卓に多く出ているはずです。

 

・夏キャベツ

夏キャベツは別名・高原キャベツとも言われています。

 

夏の外気が比較的涼しい、

標高800メートル~1400メートルの高原で栽培。

 

有名な産地としては、

群馬県嬬恋村やレタス生産地の長野県があります。

 

キャベツの葉は

みずみずしい食感で柔らかくて甘いですが、

多彩な料理で楽しめるようです。

 

・冬キャベツ

キャベツと言えば、誰でも

この冬キャベツがすぐ思い浮かべるでしょう。

 

一年を通して販売されていますが、

冬のキャベツが一番栄養あり、

葉は肉厚で巻きはしっかりしていて、

煮込み料理や炒め物に合います。

 

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キャベツの植え付けポイントを教えて!

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ポットで苗を植えた場合、

植え付けの2週間前までに、

プランターに市販の野菜用培養土を入れ、

定量元肥を施します。

 

注意して欲しい事は、

気温が高い日中の植えつけを避けて、

夕方の涼しい時間帯におこなう事です。

 

苗をポットからの植え付け方は、

キャベツの本葉が5~6枚になったら、

植え付けを行います。

 

植えつけ前には植え穴、

苗どちらにも たっぷり水やりが必要です。

 

ポイントは、

苗をあまり深植えにならないように

根鉢の表面と土の高さが同じになるようにし、

株間は30cm以上取り、キャベツ同士の間隔に余裕を持たす事です。

 

秋冬のキャベツには害虫が付きづらいですが、

定植後すぐに害虫対策を始める事が大切です。

 

苗を植えつけたらすぐに

寒冷紗や防虫ネットでプランターを覆うといいでしょう。

 

対策の一つに、

定植時にオルトラン粒剤や

アクタラ粒剤などの粒剤タイプの農薬をまく事や、

植えつけてからは定期的に

噴霧器やスプレーで消毒、

また防虫ネットの使用する事です。

 

収穫時期は 手で押さえてみて

硬くしまってきたら最適な頃和えです。

 

家庭菜園でのキャベツの育て方を簡単解説!

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日本での普及が、

長野県北佐久郡軽井沢町で栽培が始まったように、

キャベツの原産地は地中海沿岸で

生育適温が15~20℃と比較的涼しい気候を好みます。

 

初心者でもできる、キャベツの育て方を紹介します。

 

家庭菜園でキャベツを育てるには、

種から育てる方法と苗からの2種類があります。

 

はじめてキャベツを作る場合、

苗からの栽培がおすすめです。

 

育て方では種まきをして

プランターに植え替えするまでを説明します。

 

最初の種まきの時期と適正温度は、

キャベツの種類に適切な季節があり、

キャベツの発芽適温15~20℃ です。

 

プランターの大きさは、

キャベツは株間を30cmと広く取って育てるため、

幅は60cm、深さは30cm以上ある

大容量の野菜用プランターを使うことをおすすめします。

 

たねまきと育苗

1.種まき

ポットを使うか、プランターに直接たねまきをします。

 

ポットの場合は

9cmの育苗ポットに種まき用の培養土を入れ、

2~3cm間隔に5~6粒ずつ種をまきます。

 

プランターの場合は

棒などで8~9cm間隔にまき溝をつくり、

まき溝に2~3cm間隔に5~6粒ずつ種をまきます。

 

2.土かぶせ

たねが隠れる程度に土をかぶせます。

 

3.水やり

ポット・プランターの底から水が出るくらい、たっぷりと水やりします。

 

4.植え替え

発芽後には3本を残して間引き、

さらに本葉が3~4枚になったら

ポットからプランターヘ定植します。

※ 4は、ポットの場合です。

※ 秋まきの場合は寒冷紗などで覆い高温になるのを防ぐようにします。

 

キャベツの育て方!家庭菜園向きのプランター栽培

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マンションや自宅のベランダでの家庭菜園なら、

プランター栽培がおすすめです。

 

プランターを使ってキャベツを栽培するとき、

用意するものはこんな感じ。

 

・用意するもの

  • キャベツの種または苗
  • 肥料配合済み培養土
  • 鉢底石
  • プランター
  • 防虫ネット
  • 肥料
  • 殺虫殺菌剤

 

キャベツの栽培期間は品種でも違いますが、

約110~140日です。

 

プランターでキャベツを栽培する工程

  1. 種まき
  2. 間引き
  3. 苗の植え替え
  4. 追肥料&水やり
  5. 葉の掃除&土寄せ 
  6. 収穫

※ ホームセンターで苗を購入した場合は、

 3の苗の植え替えからです。

 

はじめに種とプランターの準備ですが、

種はミニキャベツ系のこのみ姫、みさきがおすすめです。

 

プランターは庭やベランダの広さにもよりますが

出来るだけ大きい野菜用のプランターがいいと思います。

 

収穫の楽しみを考えると、

プランターは長さ70cm、深さ30㎝以上が理想的です。

 

栽培をする場所は、

栽培適温が15℃~25℃で冷涼な場所なので、

日なたか半日陰になるようなところを選びます。

 

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1.種まき

種まきはポットを使用します。

 

ポットは

直径10cm前後の物からいろいろありますが、

2~3cmの間隔に種を4~5粒まき、

充分に水を与えます。

 

2.間引き

発芽後、本葉が3~4枚になるまでに間引きをして1本にします。

本葉が5~6枚になったらプランターなどに植えつけします。

 

3.植え替え

プランターに植え替えは、

用意したプランターに鉢底ネットをしき、

鉢底石を敷き、培養土を入れ、

深めに穴を掘って苗を植え付けます。

 

このとき子葉が隠れない程度に

やや深めにするといいと思います。

 

ここでポイントが2つあり、

苗の株数とその間隔は、

大型プランターに1株または

ミニキャベツなら2株が目安です。

 

ミニキャベツの場合は

植え付け間隔が20~30cmぐらいですが、

30~40cmぐらい広めに取る事をおすすめします。

 

もう一つのポイントが、

植え替えた後に充分な水やりをしますが、

プランターいっぱいに土を入れない事で

プランターの上から2~3cmは水やりのスペースを作る事です。

 

4.追肥・水やり

追肥・水やりは、

肥料は苗を植え替えしてから

1回目は葉が10枚ぐらいに増えた頃、

2回目は芯の葉が立ち上がる頃です。

 

肥料が切れると葉の生育が遅くなったり、

葉の色が悪くなることがあります。

 

または、週1回液肥と水やりを兼ねて施す事も一つの方法です。

 

水やりは、土の表面が乾わいてきたら、

プランターの底から水が出るまで与えますが、

与えすぎると根腐れやすくなります。

キャベツは小さい子供と同じで意外と肥料食いで、水を吸います。

 

5.不要な葉を取り除く

植え替えをして、8週間前後に、

最初に生えていた葉が枯れてくることがあります。

 

このとき、不要の葉は

こまめに取り除く事が大切です。

 

不要な葉をこまめに掃除すると、

茎自体がどんどん成長して、

土から出ている部分が長くなってくると思います。

 

キャベツは成長に比例して、

下の茎の部分が長すぎると重みに耐えられずに

折れてしまうことがあるため土寄せをします。

 

キャベツが結球する前に、

茎の成長がはっきり見えるようになってきたら、

根元に土を寄せて茎が見えなくなるように土寄せを行います。

 

※植え付けから70日経った頃から、中心が巻き始め結球が始まります。

土寄せは栽培期間の後半で一番大切な事です。

 

6.収穫

栽培の集大成、ワクワクドキドキの収穫ですが、

キャベツの玉の上から指で触ってみて、

数枚分の葉がへこむようになったら収穫の合図です。

 

最後に害虫対策ですが、

キャベツに付く病害虫はコナガ、

ヨトウムシ、アオムシなどが多く発生します。

 

苗を植え付けた後、

すぐに防虫ネットを張ってしまう事がいいと思います。

 

キャベツの品種で育てやすいのは何?どれがいい?

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ここでは、初心者でも育てやすい品種を紹介します。

 

初心者におすすめはミニ系キャベツ品種で、

プランター栽培にも適しているはずです。

 

・品種名と種苗会社

  • ミニキャベ ― トキタ種苗、
  • 彩ひかり ― タキイ交配、
  • 味春 ― タキイ交配、
  • 四季穫 ― タキイ交配
  • このみ姫 ― タキイ種苗
  • みさき ― サカタのタネ

 

味春は、秋まきに適し、

春一番の早どりができる極早生種です。

 

春キャベツにしては裂球も遅いので、

収穫期に幅があります。

 

葉はやわらかくて食味も良く、

生食にも適しています。

 

四季穫は、耐寒性や耐湿性に優れる中晩生種です。

 

球太りのよい肥大型で、晩抽性に優れ、

腐敗や裂球の心配も少なくて作りやすい品種だと思います。

 

まとめ

キャベツにも様々な種類があります。

 

品種によっては育てやすいので、

栽培を考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。