今年、不二家のLOOKチョコレートにハロウィン特別仕様として「LOOKペコちゃんからの挑戦状」が発売されました。
1962年の発売からもうすぐ60歳の看板商品LOOKチョコレート。とても長いあいだ皆さんに愛されているチョコレートです。調べてみると、発売当初から現在のように4つの味で販売されていたようです。
今回話題の「LOOKペコちゃんからの挑戦状」では、3つの挑戦がありました。
・ペコちゃんからの挑戦は次の3件
- ペコちゃんを探せ
- 個包装のクイズに答えよ
- 謎の味を突き止めよ
ここでは謎の味について迫ってみたいと思います。
何の味なのか???
みんなの回答は???
そして正解の味は???
いきます!
LOOKチョコの謎の味って結局何味だった?
箱で販売されているお馴染みのLOOKアソートと同様に4つの味が楽しめる今回の商品ですが、4つのうちの1つの味が謎となっていました。他の味は、バナナ・ストロベリー・アーモンドの3種類です。
問題のチョコレートの中のクリームの色は黒色。色からの判断はできません…。
もちろん外箱の現材料の欄にも素材の記載はありませんでした。
が、結果がわかりました!
結果は、ハロウィン後にQRコードで確認したところ、
パンプキンプリン味と判明しました。
ハロウィンらしい味
この謎の味の正体であるパンプキンプリン味は、当初ハロウィンらしい味だったということですが、口コミサイトにはレーズン味や紫芋味ではないかという意見が多かったようです。
パンプキンと紫芋は若干近い気もしますが、レーズンは結構遠い気がします。
明らかにパンプキンプリンと感じる味ではなかったということかもしれませんね。
ところで、今度は別の疑問がふつふつとわいてきました。
それは…
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何故ひと箱に4つの味なのだろう?ずっと人気の味はあるの?
最初の4種類は何味?今までどんな味が発売された?ずっと人気の味は?
まずは発売当初から、今までにどんな味の組合せになっているのか調べてみました。
- 発売当初から昭和30年の味は、
ストロベリー バナナ コーヒー キャラメル - 昭和40年代
ストロベリー バナナ アーモンド パイナップル - 昭和50年代
ストロベリー バナナ コーヒー パイナップル - 平成5年~
ストロベリー バナナ アーモンド グレープ - 平成7年~
ストロベリー バナナ アーモンド パイナップル - 平成17年から現在
ストロベリー バナナ メロン パイナップル
こうしてみると、ストロベリーとバナナは一度もラインナップを外れることなく、現在まで入り続けています。
アンケートによると、販売当初からしばらくはストロベリーが1位で2位はバナナでした。14年以降はバナナがその座を奪って1位となり、現在でもバナナが1位でストロベリーが2位となっているそうです。
2つのラインナップは当然の結果と言えそうですね。
LOOKチョコレートその名前の由来は?
LOOKという文字の下に「A La Mode」って書かれているのをご存じですか?
箱をしげしげと見たことがなかったので、今回の調査まで気が付きませんでした。
日本ではアラモードと言えばプリンアラモードなど複数の果物が乗ったものをイメージしますので、複数の果物の味でスタートしたのでしょうか。
答えはNOです
LOOKは当時流行はじめた、「マリンルック」や「ペアルック」などのファッション用語から、新しい語感としてルックに決定。A La Modeはフランス語の「流行の」や「現代風の」という意味から採用されたようです。
何故他の企業はLOOKと同じ形態のものを出さないの?
チョコレートでフレーバーを包んだ商品が登場し始めたころ、不二家では4種の味をいれるという非常にニッチ(すきま)を攻めた商品で勝負しました。
異なる味を一つのパッケージに入れるのは、製造ラインを作るのが非常に難しいため、現在でも追随する企業がみあたらないことに繋がっていそうです。
まとめ
不二家では少しユニークな味を挑戦してみたり、コーヒー味を復活させてみたりするものの、人気はいまひとつで結局は今の4種類に戻るそうです。
ひとつでも嫌いな味があると、敬遠されてしまう。4種類のバランスが極めて重要で人気の秘密のようです。
1つの味だと飽きてしまいますが、4つあると順番に食べてみたり、そればかり食べてみたりして、なんだか楽しかった記憶があります。あまり好きでないクリームは、友達と交換してみたり。えーこっちのほうが美味しいよ。なんて言いあうこともありました。
今でも記憶に残るお菓子の一つです。こんな思い出を皆さんもお持ちではないですか?
そしてそんなところが、人気の秘密かもしれないですね。