大人のとれんでぃ

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手取り14万円でどうやって一人暮らししてる?内訳を本気で調査!

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手取り14万で一人暮らしは可能でしょうか?

結論から申し上げれば、可能となります。

ただしそのためには相当な覚悟が必要と考えます。

 

 

手取り14万円でどうやって一人暮らししてる?

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固定費

まずは【固定費】を低く抑えることが必要となってきます。

固定費とは毎月定まった額の負担を表し、具体的には【家賃】となりますね。

 

一般的に家賃は手取りの3分の1が適正とされております。

金額にすると46,000円程度、多くても50,000円程に押さえれればまずは第一関門がクリアできるでしょう。

 

 

そのほか生活していくにあたり必要な費用として以下があげられます。

 

1:水道代

2,000円程度の基本料金に、使用した分が加算されていきます。

使用料の多いのが入浴の為、冬場でなければシャワーを利用するなどで節約が可能となります。

 

 

目安:5,000円

 

2:光熱費

電気代・ガス代となります。

こちらも基本料金が2,000円ほどに加え、使用した分が加算されていきます。

 

ガス代で大きいのはやはり入浴用、電気代では冷暖房費用が主でしょうか。

 

 

 

特に冬場は入浴・暖房で両方が跳ね上がる傾向があります。入浴はシャワーというのも難しいので、暖をいかに取るかが節約のカギとなるといえます。

 

目安:合算10,000円

 

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3:食費

削れる部分でもありますが、削りすぎれば健康を害することから、一定は確保をしたい食費。

 

総務省の家計調査によると食費平均値は40,331円、男性44,466円・女性36,729円の平均となっております。

 

一般的に自炊をすれば押さえられるという傾向があることから、男性は外食傾向、女性は自炊傾向が強いことが見て取れますね。

 

 

出来れば食費は自炊を心掛け、女性平均値程に抑えることが出来ればよいと考えます。

 

目安:35,000円

 

4:通信費

もはやなくては暮らしていけないくらいに普及したスマートフォン、通信費は10,000円弱と結構金食い虫かもしれないですね。格安SIMや格安キャリアなどに変更し通話や通信を押さえることが出来れば節約につながります。

 

 

またWi-Fi費用も結構負担となります。物件によっては無料で利用できる場合もあるので

活用すれば節約につながりますね。

 

目安:8,000円

 

5:交際費

油断すれば湯水のごとく消えていく費用。かといって付き合い悪いと思われるのも・・と一番頭を悩ます費用かもしれません。

 

出来れば毎月一定額を予算とし、使用しなければ翌月以降に持ち越せる形としたいところです。

 

 

目安:10,000円

 

6:日用品・雑費

生活をしていれば髪も切り、服も替え、洗剤も消費し・・・と様々な生活必需の費用が必要です。これも交際費同様、一定額を予算化し次月以降に持ち越せる形としたいですね。

 

目安:15,000円

 

上記の目安額を合算してみましょう。

 

  • 家賃  :50,000円
  • 水道代 : 5,000円
  • 光熱費 :10,000円
  • 食費  :35,000円
  • 通信費 : 8,000円
  • 交際費 :10,000円
  • 雑費  :15,000円
  • 合計       :133,000円

 

各内訳に賛否はあるかもしれませんが、手取り内に収まる形となります。

あとは以下に節約をしていくかですね。

 

机上の理論は誰でも描けるため、日本一家賃の高いといわれる東京都内での一人暮らしの実態は実際のところどうであるのか調べてみました。

 

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手取り14万円一人暮らし/都内でやっていける?コツは?

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以下は実際に東京都内で14万以内で生活した方の生活費の内訳です。

 

  • 家賃  :58,000円
  • 光熱費 : 8,000円(水道代含む)
  • 食費  :25,000円
  • 通信費 :12,000円
  • 交際費 :15,000円
  • 雑費  :20,000円
  • 合計       :138,000円

 

都内といえば23区を想像しますが、家賃も相当かかります。そのためこの方は23区ではなく隣接する市で賃貸物件を確保しています。

 

水道光熱費は相当低いですね。ほとんど使用していなかったようですのでかなり安く抑えられています。

 

食費も朝を抜き夜も軽食、昼もワンコイン程度であったようですので健康的とはいいがたくもかなり抑えられている感じです。

 

交際費も飲み会が大半で、毎回身を削る思いで参加していたようです。

 

通信費も携帯のみ、電話もかけ放題プランとして出来る限り固定費化としていたようです。

 

その他雑費は社会人として身なりを整えるために使っていましたが、安くて質の良いものを選ぶようにしていたようです。

 

結果としては貯金できず、食生活も満足でなく全体的にはあまり人様に言える生活ではなかったようです。

 

都内でやっていけるかと言われれば不可能ではないものの、とにかくあらゆるものを切り詰める生活を覚悟しなければならないかと思います。

 

正直なところ、生命保険等の費用が捻出できないので苦しいのは事実でしょう。

 

また非正規雇用の場合は、場合により社会保険料を個人負担せねばならず、より生活するには不可能なレベルまで近づくといえるでしょう。

 

ただ都心付近であれば電車移動が可能ですが、地方の場合は車移動が主となります。

果たして車を持つことは可能なのでしょうか?

 

手取り14万円一人暮らし/車持ちって本当に可能?なぜ出来る?

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結論から申し上げると、厳しいながら条件が良ければ可能かもしれません。

 

車は取得時の費用に加え、維持費が必要です。

 

具体的な維持費は毎月の

  • 駐車場代
  • 任意保険料
  • 燃料代
  • ローン代(ローン購入時)

に加え、自動車税、車検代、消耗品費用が加わっていきます。

 

しかし駐車場代が殆どかからず、ローンも無しの軽自動車で任意保険料も安くという形であれば月々10,000円程の維持費を達成することが可能かも しれません。

 

特に駐車場代は住む場所により大きく変わりますので、事情が許せば安い場所を探したうえで住まいを決めるのも一つの選択肢といえます。

 

どうしても車が必要、という場合は最近の急速な普及で拠点も増えつつある、必要な時だけ車を借りるカーシェアも選択肢に入れましょう。

 

まとめ

14万円の手取りでも毎月の固定費用を低く抑えることに成功すれば、苦のない生活を送ることが出来るでしょう。

 

しかし無理をして体調を崩してしまっては本末転倒。無理のない範囲でのライフプランを立てて実行していきましょうね。