1995年から始まった「今年の漢字」ですが、
2021年の今年の漢字が発表されましたね。
2021年の今年1年を表す「今年の漢字」は「金」に決定。
「金」という漢字が選ばれたのは、
2000年と2012年、2016年と今年で4回目。
では、なぜ「金」が選ばれたのか、
その背景にある出来事をまとめてみました。
他に候補は何があったのか、ランキングにして紹介します。
2021年今年の漢字「金」この理由とは？背景にある今年の出来事！
毎年12月12日の漢字の日に発表されていましたが、
今年は12月13日に清水寺にて発表がありました。
今年の漢字が「金」に選ばれた理由として挙げた理由は
- 東京五輪で日本人が多くの金メダルを獲得したこと
- 各業界での、金字塔を達成したこと
- コロナ禍での給付金をめぐる問題が相次いだこと
- 500円玉の新硬貨が発行されたこと
を挙げています。
東京五輪で日本人が多くの金メダルを獲得したこと
一年ずれて行われましたが、
その影響を感じさせないほどの盛り上がりと、
選手の活躍が感じ取れましたね。
その結果がメダル獲得数となっています。
なんと、
過去最高の金メダル獲得27個という結果に。
コロナ禍に光が差した瞬間です。
各業界での、金字塔を達成したこと
各業界を代表して、
野球界から「大谷翔平選手のＭＶＰ獲得」が挙げられますね。
イチロー選手以来の2人目の20年ぶりの快挙です。
次に、ゴルフ界の「松山英樹選手の日本人初のメジャー制覇」。
マスターズでは、アジア勢初にもなる大快挙を達成しました。
最後に、将棋界「藤井聡太さんの史上最年少四冠達成」です。
史上最年少でプロ入りを果たし、
その勢いを衰えることなくタイトルを獲得していきました。
史上最年少の五冠達成も注目されています。
10代20代の若い力が日本を盛り上げてくれているのが分かります。
コロナ禍での給付金をめぐる問題が相次いだこと
昨年に続き、
コロナは少し落ち着きつつも
まだ元の生活に戻れていないのが現実です。
各メディアでも、
給付金については持ち上げられています。
経済を回すことももちろん大事ですし、
感染を止めることも大事…
精神的にしんどい今、
経済的にも負担がかかるとやり切れませんよね。
子どもの未来も考えつつ、
政府も経済面での手助けをしてほしいです。
500円玉の新硬貨が発行されたこと
2021年11月1日（月）から新硬貨が発行されましたね。
2000年に発行されて以来、21年ぶりの新硬貨です。
新500円玉のデザインはもちろん、
素材や重さ、側面まで新しく生まれ変わっています。
側面のギザギザ模様は、
通常貨幣（大量生産貨幣）では世界初の導入だそうですよ。
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2021年今年の漢字の候補・事前予想はどうだった？
今年の漢字の募集は11月1日から12月6日まで行われました。
応募数は22万3773票。
1位を獲得したのは「金」ですが、
他の候補は何だったのかランキングを紹介します。
- 金 1万422票
- 輪 1万304票
- 楽 6165票
- 変 5605票
- 新 4738票
- 翔 3577票
- 希 2941票
- 耐 2923票
- 家 2814票
- 病 2812票
という結果になっています。
1位の「金」と僅差で
「輪」が選ばれていることが分かります。
2013年にも一度選ばれている、
東京五輪の「輪」は最もですね。
昨年は「密」、コロナ禍関連でしたが
今年の候補でも、やはりコロナ禍関連の漢字は挙がっていました。
しかし、今年は
明るい表現の漢字も多く見れることから、
日本全体でもポジティブな気持ちになっているのが感じ取れます。
まとめ
今年の漢字「金」には、
東京五輪で活躍した選手ということと、
各業界で輝かしい成績を達成していることが背景にありました。
21年ぶりの新硬貨が発行された
という意味でも「金」は
今年の漢字に最適だったのではないでしょうか？
みなさんにとっての2021年、
今年の漢字はどんな漢字で表現しますか？
