大人のとれんでぃ

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『アンネの日記』最後の一行は何が書かれていたのか?あらすじや格言

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あなたは、「アンネの日記」を知っていますか?

 

アンネの日記とは、

第二次世界大戦の最中

オランダに住んでいたユダヤ人の少女、

アンネ・フランクが書いた日記です。

 

世界各国の言葉に翻訳され、

世界中で読まれているベストセラーとなっています。

 

今回の記事では「アンネの日記」の

  • あらすじ
  • 名言・格言
  • 最後の一行に書かれていたこと

について解説していきます。

 

アンネの言葉を、

共に受け取っていきましょう。

アンネの日記』のあらすじをわかりやすく教えて!

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第二次世界大戦が勃発した当時は、

ナチスヒトラー率いるドイツ軍によって

ユダヤ人への迫害が横行していました。

 

ホロコースト」という言葉を、

一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

アンネはドイツに生まれましたが、

ユダヤ人への迫害を受け一族でオランダへと亡命。

 

しかし、やがてオランダが

ドイツ軍に占領されてしまったことで、

「隠れ家」での生活を余儀なくされます。

 

その「隠れ家」での

約2年間に及ぶ生活について

記されているのが「アンネの日記」です。

 

日記には、アンネの

「戦争と差別のない世界になってほしい」

という願いが詰まっています。

 

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アンネの日記に残された有名な名言・格言、最後の一行をご紹介

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それでは、「アンネの日記」の中から、

有名な名言を紹介していきましょう。

 

「私たちはみな、幸せになることを目的に生きています。私たちの人生は一人一人違うけれど、されどみな同じなのです。」

資料『アンネ・フランクの名言・格言

 

「みな」という言葉は、

アンネたちユダヤ人を迫害していた

ナチス・ドイツの人たちのことも含めた、

全ての人々を指しています。

 

争いあい、傷つけ合い、

憎しみ合っている人々も、

「みな」、幸せになるために生きている。

 

そのことに気がつけたならば、

争いのない、優しさに溢れた世界が

実現できるのかもしれません。

 

「私の想像の翼は、閉じ込められても、閉じ込められても、はばたき続けるの。」

資料『アンネ・フランクの名言・格言』

 

どんなに迫害を受けても、

何もかもを失っても、奪われたとしても、

生きている限り、私たちは、

「想像」をし続けることができます。

「考える」ことができます。

 

「希望」を持ち、「夢」を持つことができます。

 

アンネは、隠れ家での生活が続いても、

「想像」をし続けました。

 

その軌跡こそ、「アンネの日記」なのです。

 

「与えることで貧しくなった人はいまだかつて一人もいません。」

資料『アンネ・フランクの名言・格言』

 

アンネは、自身が決して

楽な生活ではなかったのにも関わらず、

「与えること」についてこう記述しています。

 

与える」とは、

他人へ愛を持って接するということ。

 

自分のことばかりでなく、

周りへの思いやりや

優しさを持つことの大切さを教えてくれる言葉です。

 

「誰もが心に良い知らせのかけらを持っています。それは、自分がどんなに素晴らしい存在になるのか、まだ気づいていないということ!どれほど深く愛せるのか!何を成し遂げるのか!自分の可能性とは何かを!」

資料『アンネ・フランクの名言・格言』

 

自分を信じる」、その勇気をくれる言葉ですね。

 

誰もが、自分の知らない「自分の可能性」を持っている。

 

アンネ自身が一切の迷いなく

そう信じているからこその、

力強さのある言葉だと思います。

 

アンネの日記「最後の一行」

最後に紹介するのは、

アンネの日記「最後の一行」です。

 

最後の言葉は、

アンネがドイツ軍に捕らえられる

数日前に書かれました。

 

「そして、なおも模索し続けるのです。私がこれほどまでに『かくありたい』と願っている、そういう人間にはどうしたらなれるのかを。きっとそうなれるはずなんです。もしも……この世に生きているのが、私一人であったならば」

資料『世界的ベストセラーとなった日記「アンネの日記」の最後の言葉

 

アンネは、

「自分らしく」、「自分の望む通りに」

生きることを、決して諦めなかったのだと思います。

 

そのために模索し続けることを、

絶対にやめなかったのです。

 

まとめ

 

ここまで、「アンネの日記」について紹介してきました。

 

決して、希望を捨てなかった、

希望を信じ続けたアンネ。

 

彼女の日記を、言葉を知って、

あなたは何を思いましたか?

 

アンネの言葉と共に、

私たちも日々を生きていきましょう。