大人のとれんでぃ

大人になって「あ、あまり世の中のことに興味持っていないな…」と焦った時にちょっと世の中の新しいことが分かるブログ。

チームティーチングとは何?わかりやすいデメリットとメリット授業例

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学校で生徒全員に同じ教え方をしていると、

しっかりみんな理解できているか

心配になることありますよね。

 

生徒が分からなそうにしていると、

教える立場としても何とかしてあげたいものです。

 

もう少し、少人数に対してアプローチできたなら、

生徒のつまづいている部分を細かく把握できるでしょう。

生徒ごとの理解度も、もっと見えてくるでしょう。

 

そうすれば、どこが課題か、

どこを強化して教えれば生徒が伸びるか、

今よりも力を伸ばせるサポートができるでしょう。

 

このように生徒に対して、

もっと個別に、細かく指導したいという場合、

チームティーチング」という指導方法が役に立ちます。

 

今回は、このチームティーチングの

メリット・デメリット、

そして具体例についてご紹介していきます。

チームティーチングとは

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チームティーチングとは

複数の教師が役割を分担し、

協力し合いながら指導計画を立て、

指導する方式のことです。

 

主に授業を進める教師と

生徒に個別に対応する教師が役割分担をして、

子どもたちの個別の課題に応じた、

きめ細かく行き届いた指導のことを言います。

 

もう少しシンプルにすると、

1回の授業を複数人の教師で行うことで、

生徒一人ひとりに気を配りながら

生徒の力を伸ばすことができます。

 

チームティーチングのメリット・デメリット

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チームティーチングにはメリットもあれば

デメリットや課題点もあります。

 

特徴を知っておくと、

これからチームティーチングを行う上で、

どんなところにポイントを置けばよいかわかるようになります。

 

メリット

1.多くの視点から生徒の実情を把握

ひとりで多くの生徒見るのは限度がありますよね。

 

一人ひとりの生徒をちゃんと評価しながら

授業をするのは本当に難しいです。

 

しかし、そこを

複数人の教師で授業を行い、

生徒を複数の視点から見ることで

より生徒の実情を把握することができます。

 

2.一人ひとりの教師の専門性や特性を生かした授業

教師によっても教えるのに、

教科ごとの得意不得意があるのは

おかしいことではないです。

 

だからこそ、教師同士が

個々の特性や専門性を生かして、

協力と分担しあって授業することで、

より質の高い充実した授業を生徒に行うことができます。

 

3.多様なグループに編成、生徒にあった授業

生徒自身が抱える不安なところは、

内容がわからず授業についていけなくなることですよね。

 

チームティーチングでは、

生徒の学習速度や学習の定着度によって、

違いの応じた授業を行えるので

生徒の学力向上が見込めます。

 

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デメリット

1.教員同士が他人任せ→生徒への働きかけが不足

教室内に複数の教員がいる中で授業を行うので、

生徒への働きかけを他の教師に任せてしまう問題点があります。

 

他にも、サブとなる教師が

補助に回ることに終始してしまい、

メインになる教師の負担が増えてしまうことがあります。

 

2.時間的な負担

教師が過剰労働なってしまうこと。

 

あなたもニュースで

一度は耳にしたことがあるかもしれません。

 

実は教師が過剰労働になっていることが

問題になっています。

 

その問題点がある中で、

チームティーチングを行ってしまうと、

1つの授業に複数の教師が必要なので

教師の負担がさらに増してしまう問題があります。

 

この負担をどう減らしていくのか

考えるべき課題点です。

 

チームティーチング進め方例

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チームティーチングの

メリットとデメリットについて

少しずつ見えてきたと思います。

 

しかし、肝心のどうやって授業をやるか。

 

この点について詳しく例を見ていきます。

 

チームティーチングは難しくありません。

 

いつも通り授業を行うメインの教師、

生徒をサポートするアシスタントの教師、

この2名体制が最低限あれば、

チームティーチングはできます。

 

メインの教師がいつも通り

生徒全体に対して授業を行い、

その間アシスタントの教師が

生徒のサポートをしてもらいます。

 

ひとりで授業をしていると

板書や科目の説明をしている中で、

生徒一人ひとりの理解度を把握するのは

結構、難しいです。

 

生徒の理解度を把握する役割を

アシスタントの教師に分担することで

メインの教師の負担が減るだけでなく、

生徒の力も伸ばすことができます。

 

まとめ

チームティーチングは

複数の教師で授業を行うので、

時間的には負担が増えてしまうことはあります。

 

しかし、一つの授業で

役割を分担しながら行うことで

役割の負担は減らくことができます。

 

加えて、生徒一人ひとりに対して、

かける時間を増やすことができ、

学力を伸ばすことに十分期待できます。

 

生徒の力を伸ばす方法の1つとして、

ぜひ参考にしてみてくださいね。