大人のとれんでぃ

大人になって「あ、あまり世の中のことに興味持っていないな…」と焦った時にちょっと世の中の新しいことが分かるブログ。

無断引用禁止の注意書きの意味とは?引用はNG?無断転載とは違う?

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学校や会社などで何らかの説明を行う際、

様々な文献やWebサイトを資料として使用することは多々ありますよね。

 

またブログを作成していて、

どうしても自分の文章だけでは

説明が足りないとか、

説明と同時に画像を掲載したい、

なんてことも日常茶飯事と言えます。

単純な引用とは?

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その際、他人が作成した文面や

画像などをそのまま使用すること

非常に多いと思いますが、

その行為は一般的に「引用」と呼ばれます。

 

しかし文章や画像の提供者側からすれば、

自分の頭で考えたり時間をかけて

撮影したりした、いわば大切な作品となります。

 

手塩をかけて作り上げた作品が、

自分の許可なく使用されてしまっているのを

目の当たりにすれば良い気分にはならないですよね。

 

そのため、

作品を自分の許可なく使用することの無いよう

無断引用禁止」という警告を行っているのです。

 

しかし、それでも様々なWebサイトで

同じ写真や文面を見ることも少なくはありません。

 

「無断引用」とは一体何を意味するのか、

もう少し詳しく掘り下げてみましょう。

 

そもそも無断引用とは何を意味するの?

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「引用」という言葉はよく聞かれますが、

参考とか転載といった言葉とも意味が似ているように思えますね。

 

それぞれの意味の大枠は以下のように説明ができます。

 

引用

他人の文章や訴える説などを

そのまま自分の文章内に入れて紹介することです。

 

参考

参考書などという言葉からイメージできる通り、

独自の文面などを作り上げるために

使用した目に見える情報源を表します。

参照などとも言うときがありますね。

 

転載

引用と同じ行為となりますが、

自分の文章の割合が少なく大半が

他人の文章で占められている場合を表します。

 

そもそも他人の創作物を

勝手に使用して問題ないのか?

という疑問がありますが、

大前提として著作権を持つ作者の

許可を得ることができれば問題はありません。

 

しかし作者に都度確認を取る作業は手間も時間もかかるもの。

 

相手が企業であれば尚更でしょう。

物理的に現実的ではない場面も多々生じる可能性もあります。

 

世に出ている引用文献などが

全て作者の許可を得ているとは考えにくいですが、

実は「引用」するときは、

基本的に「無断」で行われる行為とみなされ、

一定の要件を満たせば適法となるのです。

 

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その条件とは以下の通りです。

  1. 引用部分が本文内で明確に区分されていること。
  2. 自分の文章が大半を占めること。
    (引用部分は全体の1割程度以内が目安と言われます)
  3. 改変せずそのまま使用すること。
  4. 引用の必然性があること。
  5. 出典元を明記すること。

 

そこで疑問となるのが

「無断引用禁止」という警告文ですが、

そもそもが条件を満たせば引用ができる、

と認められているので一体どっちが正しいのか?

と思ってしまいますね。

 

実際のところ、

無断引用禁止と謳われていても

上記5条件を満たせば適法!となることから、

あくまで発信側の意思表示と考えられるのではと思います。

 

使用する側も「禁止」の一文があれば

躊躇することも多々あるでしょうし、

抑止力として効果的な文であると言えます。

 

かといって警告を無視して使用して良い、とも言えません。

 

引用の必然性や全体での割合など、

グレーな部分も多く証明するには

意見が別れる可能性も大きいのではないでしょうか。

 

そのため可能な限り

「参考」の範囲内に抑えることがベストと言えますね。

 

しかしどうしても引用が必要な場合、

「転載」行為にあたらないかに注意が必要です。

 

無断引用と無断転載って何が違うの?

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引用と転載の違いは

自分の文章が全体に占める割合」がポイントです。

 

基本として引用の5条件に即して作成したとしても、

引用文が全体の1割程度以上となると「転載」とみなされ

著作権法違反となる恐れがありますので注意が必要です。

 

よって、「無断転載禁止」と記載があれば

「無断引用禁止」と異なり法的拘束力が働くと考えて良いでしょう。

 

「無断転載禁止」と記載があれば、

作者の許可が取れない場合は使用しない方がベストな選択と言えるでしょう。

 

まとめ

主に引用・転載の違いについて説明しました。

 

自分の作品として公表しても、

その大半が他人の創作物に占められていれば

最早自分の作品とは呼べないでしょう。

 

作者の魂が込められた大切な作品、

どうしても引用せざるを得ない場合は

5つのルールに則った上で、

作者に最大限の敬意をはらい

使用させていただくことが礼儀ではないかと考えます。