大人のとれんでぃ

大人になって「あ、あまり世の中のことに興味持っていないな…」と焦った時にちょっと世の中の新しいことが分かるブログ。

睡眠時間を削る必要はない!?朝時間を有効活用する思考法とは?

スポンサーリンク

f:id:sasaic10:20190713143122j:plain


早起きは三文の徳。

ご存知の通り、古くから残ることわざであり、早起きするといいことあるよーなんて意味で使われていますよね。

時間の使い方が重要視される現代では、「朝の時間をいかに確保するか。」という点に

ついて、悩みの種になりつつあります。
多く耳にするのが、朝の時間を確保しようとしたら"睡眠不足"になってしまった、という問題です。

朝の澄み切ったクリアな脳を存分に使うことが目的であるのに、睡眠を削り寝不足になってしまっては、活かせる力も発揮できなくなってしまいます。

そこで今回は、睡眠も大切にしつつ「朝の時間」を上手に作り出す考え方についてシェアしていきます。

睡眠時間を削ってまで朝の時間を作るはNG!睡眠も大切にすること

冒頭でもお話ししたように、"朝の時間を作る"ことを目指したときに一部の方は、無理に早起きをしようとする傾向があります。

しかし、これはあまりおススメしません。

もちろん、早起きする事自体については意味があるものだと思います。
しかし、今まで過ごしてきたサイクルを無理に崩し、睡眠時間を削るという事態を招くことになれば、身体の疲れをスッキリさせることが出来ず、逆に早起きしてもパフォーマンスの低下に繋がってしまいます。

大切なことは、十分に気持ちの良い状態で朝起床するということです。
そのためにまずは、あなたが必要とする睡眠時間は削らないようにしましょう。

とすると、どのように朝の時間を確保するか?

ここで、お伝えしたいのは「朝の時間」の考え方を広げてみるということです。

大切なのは、あなたが朝に十分に力を発揮できる状態にあるか?

朝の時間の時間を作りたい。そのために早起きをする。
これ自体1つの手段でもありますので、良い悪いではないと考えています。

しかし、ここではおススメしないという事はさきほどお伝えしましたね。

そもそも、なぜ「早起き」をする手段が選ばれるのでしょう?

みなさんは、「ビフォア9」ということを耳にしたことはありませんか?

【ビフォア9】

  • ビフォア9とは、出勤前の時間を有効に使うこと。
  • ビフォア9とはアフター5に対して出来た言葉で、出勤時間(9時始業の企業が多いためナイン)の時間を自己啓発のために使おうという考え方である。

出典:日本語俗語辞典

ざっくり言えば、ビフォア9とは、会社が始まる前に自分のために時間を使おう!ということです。

このような言葉を聞いたとき、あなたなら「朝の時間」をどのように捉えるでしょうか?

-- 会社の始業時間前。

と、考えてしまうのは自然な流れでしょう。
その結果として「早起き」という手段が選択肢として挙がる。

これが、早起きを採用する理由ではないかと私は考えています。

ただ今回、あなたにお伝えしたいポイントは、朝に早く起きることではありません。
大切なことは、「あなたが朝起きたとき、十分に力を発揮できる状態を作り出すこと」です。

といのも、仮に朝の時間を無理やり作り出したとして、そこでその方の「ベストパフォーマンスを引き出せるのか。」ということなんです。

ベストパフォーマンスとは、十分な準備があるからこそ発揮できるものですよね。
今回で言えば、朝にベストな力を出すために何を準備するか、この部分が重要だというわけなんです。

スポンサーリンク

 


ただ、こんな意見が出てくるかもしれません。

「睡眠時間も削らない。早起きもしない。
 これでは、朝の時間は増やせないでしょう?」

ビフォア9をそのまま採用すれば、この意見が出てくるのは無理もありません。

では、この問題を解決するカギはどこにあるか。
それは、朝の時間を広く捉える、ということです。

イメージとして、「おはようございます。」を使う時間と捉えてみましょう。
もしも、6時に起床する方であれば、お昼12時くらいですね。

夜に働いている人であれば、起きるのは夕方頃かもしれません。
これはこれで良いのです。というのも、この時間こそがその方の「朝」だからです。
この場合でいえば、起きてから6時間程度を朝と捉えてみましょう。

このように朝の時間を広く捉えることで、無理な早起きをすることなく、十分な睡眠時間もとりつつ、朝特有の「クリアで回転の速い脳」をあなたに合った時間で「十分に力を発揮できる状態を作り出すこと」が可能になる、というわけなんですね。

まとめ

朝の時間を作る、というと無理な早起きをしようとする方も私の周りにもいらっしゃいます。
私もその一人でした。

しかし、仕事の忙しさで前日遅い時間まで仕事をしていた…なんていう日に早起きをすれば、逆に翌日の仕事が眠くて普段よりも効率が落ちてしまった。
そんな経験を何度もしたことがあります。

次の日に影響がでてしまえば、本末転倒ですよね…。

いかに朝時間をパフォーマンスを高くして取り組めるか。
ここが大切だと身に染みるようになってからは、無理な早起きをする方法をやめました。

その代わり、朝の時間を大きく捉えて、「朝を、どのように取り組むか、何をやるか」にポイントを置くようにしています。

朝の時間の使い方にお悩みの方は、ぜひこの考え方を試してみてくださいね。