大人のとれんでぃ

大人になって「あ、あまり世の中のことに興味持っていないな…」と焦った時にちょっと世の中の新しいことが分かるブログ。

新米社会人でも出来て当然?!正しい敬語を〇〇〇で自然に覚える方法

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社会人一年生。
初めての連続に今まで経験とはまるで違う責任感に戸惑いと焦りを覚えてしまう方も多いかもしれません。

私が社会人になりたての頃、戸惑ったことの1つは「敬語の正しい使い方」です。

もちろん学生時代にも教師や先輩を相手に敬語を使うことはありましたが、とてもじゃありませんが恥ずかしい間違った使い方をしていたように思います…。

また辛いところが、間違った敬語を正しく直すために、意外と時間が掛かってしまうということ。
間違ったものを正しいと信じ使っていたわけですから、無理もありません。

そこで今回は、時間が掛かってしまいがちな「正しい敬語の習得」をある方法を使って自然に覚えられる方法を、私の経験談を交えながらシェアしていきたいと思います。

 

まずは敬語の種類を把握しよう!

さて、今回話題の敬語。
ご存知の方がほとんどかと思いますが、敬語と一言で言っても、数種類あります。

例えば「時間がかかる」という表現。

会社に勤めている皆さんなら誰でも一度は使う場面があるのではないでしょうか?
取引先のお客様に催促されるシーン。
上司に進捗を聞かれた際に伝えたいシーン。
いろんな場面で、「時間が掛かる」が登場しますよね。

この言葉を敬語にする場合にも、数種類の使い方があります。

  • 尊敬語の場合
    【ポイント】相手に敬意を表すること。
    「お手間ををとらせる」「お手数をおかけします」などという表現になります。
  • 謙譲語の場合
    【ポイント】自分を相手より低くした態度で使うこと。
    「お時間がかかる場合がございます」などの表見がよく使用されます。

このように、相手と自分の関係性によって表現が違うのです。
良く使う表現ですが、敬語に慣れている相手方にしてみれば、ちょっとした間違いで「ん?」と違和感を感じさせてしまうことがあるので注意が必要です。

特に、この尊敬語と謙譲語の微妙な使い方の違いは、社会人としてのビジネスマナーとして必須といっても過言ではありません。

仕事の都合上、相手を待たせてしまう場面も、どうしてもでてきてしまうでしょう。
もちろんお待たせしないことがベストです。
その上で避けられない場面だからこそ、正しい敬語を丁寧に当たり前のように使って対応することで、相手方へのストレスの軽減や違和感からの二次被害防止に繋げることが出来るわけなんです。

経験が浅い社会人新米だからこそ、「正しい敬語」で言葉を磨きビジネス感覚を養うことは大切なコトです。習得必要な時間を考えれば、早いうちから意識していくといいでしょう。

相手からの印象アップや高評価に繋がる大切なポイントなので、ぜひ普段から「この言葉の尊敬語と謙譲語はなんだろう?」と気にしてみてくださいね。

時間がかかってしまいがちな〇〇〇こそ敬語を覚える最高のツール!

「家庭にパソコン1台あり。」といっても違和感を感じないほど、パソコンを使う事やインターネットが繋がっていることは当たり前になっている現代。

当然のように、お仕事でメールのやり取りも行っているのではないでしょうか?

私自身、仕事の連絡や確認事項・打合せの調整など、本当に多くの事をメールでやりとりしています。
もちろん私だけでなく、上司や同僚、後輩たちも同じです。

さて、そんな当たり前にメールを打っている日常ですが、中にはメール作成に時間がかかってしまう方もいます。
単純に文章を作ることに苦手意識を感じているケースもあるようですが、話を聞いてみると、多く出てきたお悩みポイントは「敬語のメールを作るのが難しい。合っているか何度も何度も見直して時間が掛かってしまう。」ということでした。

確かに、お客様宛てのメールは、特別に細心の注意を払いますよね。
敬語に違和感のあるメールを相手方が受け取れば、自分だけでなく会社の印象までもが下がってしまう可能性がありますから…。

「あー、こんな簡単な敬語も使えないんだなー。」なんて思われたくないですよね。笑

そんな事態を防ぐために、私がやっている敬語対策(プラス自然学習法)をシェアしたいと思います。

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といっても、やることは単純です。
メール作成をする際に、良く使う言葉を事前に調べて敬語をリストアップ&ストックしておくことです。
事前に調べるだけでなく、メールで新しく使った言葉は、即リストに追加。

つまり、自分だけの敬語帳を作っちゃうという方法です。

パソコンのメモ帳やワード、エクセルでOKですが、私のおススメは「エバーノート」というサービスです。
エバーノートは、アカウント作成が無料で出来ます。
おススメポイントは、パソコンでもスマホでも同じファイル(ノート)を開くことが出来るところ。
外出先でも社内でも、どこでも追加・利用ができます。

またリスト作成のポイントは、パソコンやスマホにストックしておくというところです。

手書きノートにしてしまうと、書くためのスペースが必要ですし、持ち物も増えてしまいます。そして、何よりメールを書くときにコピペできません!
つまり、使うときに非常に不便です。

私の経験上、コピペを何度も何度も繰り返しやっていると、それすら面倒に感じてきて、回避するために自然に覚えることが出来ました。笑

例えば、先ほども取り上げた言葉「時間がかかる」であれば、

  • お時間をいただきたく存じます
  • お時間を頂戴したく存じます
  • お時間をいただければ幸いです
  • お時間を頂戴できれば幸いです
  • お時間をいただければと存じます
  • お時間を頂戴いただければと存じます
  • お時間をいただきありがとうござました
  • お時間を頂戴しありがとうござました

なんていう風に、表現にバリエーションがあるので、コレをパッとメモしておくということですね。
(やってみると感じると思いますが、一番にメモした単語が一番覚えやすいです。笑)

実際のところ、1番最初に調べるときは、ちょっと手間です。
しかし、一度調べてリストにしておけば、あとはコピペだけでもメール作成が可能です。(なぜなら、意外と言い回しが似ることが多いからです。)

ちなみに…「時間が掛かってごめんなさい」はなんて言う?

ビジネスマンになって、だれでも一度は経験がしたことがあろうことは、謝罪ではないでしょうか?
学生みたいに「ごめ~ん」とか「悪い悪い!」じゃすみませんよね…。

そんな「ごめんなさい」という表現を「時間がかかる」と組み合わせた場合、みなさんはどんな表現を使いますか?

私の場合は、こんな表現を使っています。

  • お手数をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
  • お時間をとらせてしまい誠に申し訳ございませんでした。
  • お手数をおかけして申し訳ございませんでした。
  • お手間をとらせてしまい申し訳ございませんでした。


※ この場合は「時間がかかる」ことを相手にお詫びしている関係性なので、尊敬語を使うことが多いです。

敬語がもはや自然に出てくる…メールを打つのが面倒!どうすれば?

先ほどのメール作成に時間が掛かってしまうことの対策についてシェアしましたが、ある程度メールを打つと、自然と覚えてしまった敬語は、打つのが面倒になってくる時が来るかと思います。

そんな時は時短術で、仕事を減らしてしまいましょう!

その時短術とは、メール機能のテンプレ登録です。
コレをしておくと…、全く同じ表現は打つ必要すらありません!笑


たとえば…
----------------------------------------
〇〇様

いつもお世話になっております。
【自分の名前】です。

お忙しいところ大変恐縮ですが、ご確認よろしくお願いいたします。

---
〇〇会社
住所
名前
電話
---
----------------------------------------

これなんて、おなじみですよね…。

利用しているツールによって、やり方は異なると思うので確認してみてくださいね。
大体は、設定などで開いて記入スペースに、コピペ、ぽちっと登録、で完了、なんてパターンで出来ると思います!

もし機能がなければ、メモ帳に貼り付けてデスクトップなどに置いておくのも1つの方法です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は自力での敬語習得がメインの内容になってしまいましたが、パソコンやスマホを使えば、メモは1分ほどで終わります。

そうしてメモしたものを使い倒せば、新人だとしてもビジネスパーソンとして問題なく活動できます。

まずは、覚えた敬語を積極的に使ってみましょう。
何度も使うことで慣れますし、どんどん覚えていけます。

ただ、「本当にこれでいいのかな?」と自力で調査した敬語や言葉使いに自信がない場合は、先輩社員や上司に敬語をチェックしてもらうのも1つの手でしょう。

特に新人であるうちはチャンスです。
というのも、"教えてくれる・修正してもらえる"機会が、ベテランに比べて圧倒的に多いからです。

修正点は、マイ敬語帳のテンプレを即書き換え。
ブラッシュアップもしやすいということですね!

使えば使うほど、息をするように表現が自然に出るようになってきますので、ぜひ積極的に敬語を使ってみてくださいね。