最近、みなさんは、家電量販店や
有機ELテレビというワードを
目にするようになってきたのではないでしょうか。
有機ELテレビというのは、
RGBの役割を果たす液晶のカラーフィルターを
後ろからライトを当てることによって
映し出す液晶テレビとは違い、
発光素材に電圧をかけることによって
発光素材が映像を映し出すテレビのことです。
この有機ELテレビは、黒色表現に優れ、
液晶テレビよりも優れた画質が特徴です。
しかし、まだまだ近年
実用化されてきた技術なので、
耐用年数が液晶テレビよりも
短いなどデメリットもありますが、
それについて解説していきたいと思います。
有機ELテレビの寿命はそのまま使うとするとどうなるの？
有機ELテレビには、発光素材の輝度が
徐々に下がってきてしまうデメリットがあります。
その発光素材を備えたパネルの寿命は、
一般的に約3万時間と言われています。
何万時間と言われても想像がつかないですが、
1日10時間の視聴で換算すると、
有機ELテレビは8年間使用することができます。
8年間使用できると思うと
そこまで支障はないのかなと思います。
また、有機ELは
まだ最新の技術ではないので
どんどん技術開発が進んでいます。
その中で、
有機ＥＬパネルを製造しているＬＧ社は、
耐用年数が10万時間になったとの報告もあり、
耐用年数はどんどん長くなってくると思われます。
では、液晶テレビを比べるとどっちがいいのでしょうか。
有機ELテレビ・液晶テレビ寿命が長いのは？
みなさんは、実際に液晶テレビと比べ
耐用年数が長いのはどっちだと
疑問に思われている方もいると思います。
現在の液晶テレビの耐用年数は、
パネルの寿命が6万時間と言われているので、
先ほどの換算だと、16年の耐用年数になります。
耐用年数だけを見ると、
液晶テレビのほうがいいと
思われる方もいるかと思いますが、
ほかの有機ELテレビのメリット・
デメリットを深掘りし、
おすすめを紹介したいと思います。
スポンサーリンク
メリット
１．高画質
有機ELは、先ほども紹介しましたが、
黒色表現に優れているので、
液晶テレビよりもメリハリのある映像を届けることができます。
２．画面の薄さ
有機テレビは、
発光素材を使用しているため、
バックライトを使用している液晶テレビとは異なり、
最薄部分はわずか数ミリとかなりの薄さを実現しています。
３．視野角の広さ
有機ELテレビは、
視野角が広いのも大きなメリットになっています。
液晶テレビは正面からずれてしまうと
色合いが変化し違和感があるかもしれません。
それに対して、有機ELテレビは、
どの角度から見ての違和感なく
映像を楽しむことができます。
４．残像が残りづらい
有機ELは、発光素材に電気を流して
色彩を表現しているため、応答速度が速く、
残像が残りにくいのも特徴の一つとなっています。
デメリット
１．価格が高い
以前の液晶テレビもそうであったように、
有機ELテレビも実用化されたばかりなので、
価格が高くなっています。
しかし、今後より世間に普及して
価格が下がっていくことが期待されます。
２．消費電力が大きい
有機ELは、
発光素材に電気を流しているので、
どうしても消費電力が大きくなり、
電気料金が上がってしまいます。
３．焼付きの可能性がある
有機ELテレビは、
同じ箇所に同じ映像を長時間流れていると、
焼付きが発生する場合があります。
なので、ゲームなどをプレイする方は、
HPの表示などがよく長時間映るので、注意が必要です。
これらのメリット・デメリットを
紹介してきましたが、
おすすめする有機ELテレビは、
LG製の有機ELテレビになります。
大迫力！！LG OLED55B6P 4K有機テレビのご紹介！！【入間店】 https://t.co/XI1fQm6eMB pic.twitter.com/VIdDQNAarW
— トレファク@総合ﾘﾕｰｽｼｮｯﾌﾟ (@trefac) 2017年11月3日
LGは、有機ELパネルに関しては、
ほかのメーカーの有機ELパネルも
製造していて世界シェアNo1の企業です。
そのため、ほかのメーカーのものよりも
低価格で購入することができるので、
やはり、有機ELテレビは
まだ現状かなり高価なので、
コスパを考えるとおすすめです。
まとめ
今回は、有機ELテレビについて
紹介してきましたが、まだまだ、
発展途上の製品なので、
消費電力は小さくなっていくように、
焼付きしないようにとどんどん進歩していくと思われます。
ですので、最新の動向をしっかり確認し、
自分が納得いくものを購入するのがいいと思います。
