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経済用語『K字』とは?K時型回復するとどうなるか詳しく解説!

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経済の『K字型回復』とは、全体的には回復局面ではありながら、急回復するもの・回復が緩いもの(または落ち込みが拡大するもの)と二極化している状況を表す用語です。

 

経済の回復局面では、さまざまな言葉を耳にしますよね。

 

最も有名なものが、『V字型回復』でしょう。

これは業績が急激に悪化したのち急回復する様を表し、グラフで表すとアルファベットのVを描くことに由来するものです。

 

K字型回復も文字が表す通りの景気の動きを表すものですが、どのような意味があるのか、また私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか、この記事で詳しく解説していきます。

 

 

経済で出てくるK字型とは?何を意味するの?

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上述の通り、K字型回復とは急回復・緩回復(または下落)の2極化が進む状態を表します。

 

もう少しわかりやすく私たちの生活に置き換えると、景気は回復したと言われながら、お金持ちと貧困層の数が増えてしまう状態と言えるでしょう。

 

所得の階層別に収入などの増減をグラフ化すると、アルファベットのK型を描くことが特徴な局面です。

 

特に近年のコロナ禍では飲食業や旅行業の極端な落ち込みと反面に製造業での好調が目立ち、対比しグラフ化すると下図の通りアルファベットのK型を描くことになります。

 

 

2021年現在も新型コロナウイルスが収束する気配が見えず世界各国にさまざまな影響をもたらしています。

 

そんな中、経済局面では低賃金の労働者の雇用条件悪化と株高の恩恵を受ける富裕層、という2極化がさらに進んでおり、回復局面といえども手放しでは喜べない状況となっているといえます。

 

 

次のコーナーでは、K字回復が私たちの生活にどのような影響を及ぼしていくのかを検証していきます。

 

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経済がK字回復すると私たちの生活にどんな影響が出るの?

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2019年末に中国から発生した新型コロナウイルスは世界に深刻な被害をもたらしたのは周知の通りです。

 

日本でも緊急事態宣言が発令され、外出がままならなくなった結果、飲食業・観光業・交通関連など人の動きに密接に関わる業種の業績は急落していきました。

 

その反面、企業のリモートワーク、フードデリバリー、宅配業など急激に需要が高まった業種もあり、過去にない業績を叩き出した企業も多数存在することとなりました。

 

本来、景気回復とは様々な分野の企業が景回復の波に乗り相乗的に業績が上昇し、幅広く恩恵を受ける状態ということができます。

しかし、K字回復の場合は上述の通り2極化してしまう事で一部に富や資源が集中してしまうことに問題があると言えます。

 

私たちの生活においては、勤めていた会社が業績不振で倒産してしまったり、給料が減り生活が苦しくなるといった人が増えることに繋がりかねないでしょう。

また、特定分野での急激な需要の回復は下記記事のように資材の不足につながるケースも出ています。

 

 

 

2021年初頭〜中盤にかけて日本国内で騒がれた『ウッドショック』は米国での急激な新築住宅需要の回復によるもので、日本国内での住宅着工に影響を及ぼし、資材の高騰を招きました。

 

また2021年後半より、半導体不足などが騒がれ自動車の生産に影響を及ぼしたり、日本国内でもリフォーム需要が高まっているがトイレや給湯器が入ってこないなどの影響が出ています。

 

 

世の中に存在する様々な資材はその生産量に限界があります。

特定のものといえども急激な需要が高まると、汎用性のある半導体などが使われていた場合は一気に品不足が進み、私たちの身の回り品が突然入手困難になってしまうという事態に繋がりかねないのです。

 

上述の理由によりK字型回復は手放しで喜べる状態とは言い難く、長期化すればするほど私たちの生活様式の変革を迫られかねない影響が出てくる懸念が出てくるでしょう。

 

反面、好調な分野というのが通常時よりもより鮮明となる利点があることから、投資などで資産を増やすタイミングとしてはベストと言えるでしょう。

 

まとめ

景気の回復は緩やかに満遍なくが理想的ではありますが、K字型は中身を紐解くと決して喜ばしい状況ではないのかもしれません。

 

それでも、コロナという大災害を経験して様々な新しい分野が出てきたり、成長した分野も出てきているのも事実です。

 

K字型回復の局面では今までの生活様式を見直して、新しい方法を模索する良い機会と捉える絶好のタイミングなのかもしれません。

*1:ㆁωㆁ*