大人のとれんでぃ

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銀行統合で住宅ローンどうなる?影響を知って出来るリスク対策を!

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銀行統合がなされた場合、今現在支払っている住宅ローンへの影響はあるのでしょうか?

これは過去に住宅ローンの遅延があった場合、場合によっては一括返済などを余儀なくされる等が考えられます。

 

 

銀行統合で住宅ローンが一括返済の可能性アリ?!なぜ…リスクの理由

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「マイナス金利政策」という経済対策

民主党から自民党に政権が変わり、安倍晋三内閣総理大臣が就任した2012年。

東日本大震災などを経験し苦境が続いていた日本経済を復活させるべく安倍政権が打ち出した経済対策は「アベノミクス」と呼ばれました。

 

アベノミクスでは、デフレに陥っていた日本経済を「年2%の物価上昇」で盛り返し、大規模な金融緩和を次々と打ち出して行きました。

その一環で世間を驚かせたのが2016年に日本銀行が発表した「マイナス金利政策」です。

 

各金融機関が日銀にお金を預け、日銀は利子を払うのが通常の方式ですが、マイナス金利時は日銀にお金を預けると預けた側の金融機関が利息を払わなければならない。

 

つまり市中へ出るお金の絶対量を増やし、金融機関が民間企業や個人へお金を貸してそこから利子を得てくださいね!というのがマイナス金利政策の狙いとなるのです。

 

資金を運用できなくなる…

しかし事は思惑通りに進まないのが世の常…。

 

  • 大手企業の資金調達は社債発行などで可能。
  • 中小企業は銀行からの資金調達の余裕なし
  • 金融機関も融資担保が取れない

となれば国債の購入などの低い利幅のものでしか余った資金を運用できなくなるのです。

 

結果として金融機関でも貸出先と同様、体力のある大手は海外での事業などでなんとか利を得ることができるものの、中小企業に当たるといっても過言ではない地方銀行はそこまでの余裕がない状態となってしまいました。

 

影響により大手銀行でも口座維持の手数料を徴収する検討をはじめ、実際に様々な銀行で開始しています。

 

 

経済を活性化させるための政策が、結果的に経済を担う中小規模の各企業の首を絞めてしまっている構図となってしまっているのです。

 

地方銀行の将来的な統廃合を示唆

地方銀行の体力低下に加え、将来の人口減社会の到来を見据え金融庁が2018年4月に地銀の将来的な統廃合を示唆した推計を公表しています。

これは、将来的に地方銀行の統廃合が避けられない状況と推測されているものです。

 

2021年1月にも、地域銀行統合の効果・影響に関する分析報告もでています。

 

もし住宅ローンの借入先が地方銀行の場合、今まで返済が滞っていなければおそらく問題はありませんが、延滞があった場合は冒頭のような事態が起きる可能性があります。

 

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銀行が統合すると住宅ローンにどんなリスクが起こりうる?

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考えられるリスク

冒頭に申し上げた通り、場合により一括返済が必要となる可能性が考えられます。

 

ただ、それほど構える必要はないかと思います。

 

まずは大手銀行よりは地方銀行の合併リスクが高いのは前述の通り、また地方銀行が合併したとしても借りている銀行が残れば大幅にリスクは下がると言えるでしょう。

 

経営統合とは両銀行とは別に持ち株会社を作り、両行がその傘下に入る形を取ります。

 

そして最終的にどちらかの銀行を残す形(存続会社と呼びます)となり、もう一方は消滅する「吸収合併」と呼ばれる形を取ります。

 

直近では家電大手「ヤマダ電機」と「ベスト電器」の経営統合、ヤマダが存続しベストが消滅といった報道が記憶に新しいかもしれません。

 

 

実際に、地方銀行では愛知銀行中京銀行経営統合へ最終調整に入っています。

 

 

存続会社がローンを組んでいた銀行であれば、従来通りの条件で継続していく可能性が高まります。もちろん、延滞なく返済していればより印象は良いでしょう。

 

消滅した会社がローンを組んでいた銀行の場合、これも延滞なく返済していれば多少の条件の変更は求められるかもしれませんが心配はする必要はないでしょう。

 

滞納経験あり、滞納中の場合

問題は延滞経験があったり延滞中であった場合です。

 

経営統合の理由は経営環境の悪化というネガティブな面となりますので、合併後にいきなり経営状況が上向くわけでもありません。

 

できる限り不良な債権は減らしておき、経営のスリム化を図りたいというのが共通した本音となるでしょう。

 

そのため場合により、ローンを不良債権買取業者、いわゆるサービサーと呼ばれる業者へ売却する可能性も考えられます。

 

そのため従来の返済条件と異なる条件を求められたり、場合により一括返済を求められる可能性もあると言えるでしょう。

 

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銀行が統合して起こりうる住宅ローンに対する対策はある?

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現在ローンを組まれていれば、きちんと返済することが第一でしょう。

延滞している場合は、できる限り延滞解消に向けた努力をするべきと考えます。

 

ただサービサーに再建移行をされたと言っても、闇金的な業者ではありませんので過度に恐れるのも禁物です。

 

国から認可を受けた正式な業者さんです。

悪魔のような取り立てと妄想を膨らまして思考停止せず、冷静に現在できることをコツコツと誠意を持ってする方にエネルギーを使いましょう。

 

まとめ

住宅ローンは長期に渡ることの多い借金ではありますが、家族の生活を豊かにしてくれる良い借金とも考えることができます。

 

将来のことは誰にもわかりません。かと言って、守りに入りすぎても人生は充実しません。

 

しかし考えられるリスクはできる限り減らす努力も必要でしょうし、この記事がお役に立てれば幸いです。