大人のとれんでぃ

大人になって「あ、あまり世の中のことに興味持っていないな…」と焦った時にちょっと世の中の新しいことが分かるブログ。

大人が「もっと勉強していればよかった」と後悔する理由2選

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学生時代は嫌々やらされていた勉強ですが、

大人になると何故か多くの人が

「もっと勉強しておけば良かった」と言います。

 

筆者も社会人になって10年近くが経ちますが、

「もっと勉強しておけばよかった」という言葉を耳にすることが多々あります。

 

その後悔には大学進学の選択を取らずに働くことを選んだ事による「学歴への後悔」も含まれています。

 

私の親しい友人にも凄く後悔している方がいます。

とてもいい人なので、その悩みを聞くときは辛いのですが、

彼は自分の子どもには、後悔させまいと厳しくしていると言います。

 

「もっと勉強しておけばよかった」には色々な後悔の形がありますが、

今回お伝えしたいのは、「大学に行っておけばよかった」という点です。

 

そこでなぜ大学に行っておけばよかったと後悔するのか、

その理由を筆者の経験や人生の先輩、そして物語などを交えながら

2つ紹介していきます。

 

 

大人が勉強していれば後悔する理由① 学歴で判断されるから

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まず胸に留めておいてほしいこと。

それは社会はあなたが思っている以上に、

『人を学歴で判断する』ということです。

 

例えば、酷い話ですがこんなケースのお話があります。

ある職場で従業員1人の財布がなくなりました。

その時、近くに"大卒の男性A"と"中卒の男性B"がおり、

2人とも似たようなタイプだったのです。

そしてまず最初に疑われたのが、"中卒の男性B"だった、というお話です。

 

聞いていて正直気分が悪くなる話でしたが、

このお話では、『低学歴=素行が悪い』

というイメージが定着していることへの警鐘がテーマでした。

 

次の物語です。

ある女性Aは、結婚相手を見つけたいと思っており、

仲の良い男性が2人いました。

 

一人目の方は、男性A。

彼は、優しくて真面目。

でも、ちょっと面白みに欠けていてファッションには無頓着。

 

二人目の方は、男性B。

笑いのセンスは抜群で性格の相性もバッチリ。

服装もお洒落に着こなしている。

 

この女性はどちらの男性とお付き合いし結婚をしたのか?

 

それは男性Aだったのです。

 

このようなお話だけ聞くと一見、男性Bが魅力的にも思えます。

しかし、なぜ男性Aだったのでしょう?


実はこの2人の男性、Aの方は大卒、Bの方は中卒という設定だったのです。

 

もちろん筆者としても、

学歴だけでここまで差をつける話はさすがにやりすぎでは?

と考えて読んでいたのですが、、、

 

その解説で1点「なるほど。」と思えたのは、

「将来性をどうしても考えてしまう思考について」という点でした。

 

もしも“本気”で結婚を考える立場だったとしたら、

そのパートナーと一生涯を共にすることになります。

 

人生を一緒に歩むわけなので、

真剣に、現実的に、なるのも無理はないです。

 

そして生きるために切っても切り離せないのが"お金"。

 

当然「大卒の方だったら?出世しやすいかも?給料あがりやすいかも?会社が倒産しても転職しやすいかも?」と。

 

「現実問題を考えてしまう。」

そんな意見が解説に載っており、確かにわからない話ではなかったのです。

 

つまり、、、

『低学歴=稼ぎが悪い』というイメージが

どこか無意識に染みついてしまっているのではないか?

そんな風に考えることが出来てしまうのです。

 

このように、世の中はあなたや私たちが思っている以上に

『学歴』に敏感であり、他人を判断する基準にしてしまっている一面が見られるということなんです。

 

そして人への信頼。

これは、一緒に過ごしてこそ築きあがるものだと考えています。

 

しかし、初対面や関係性を築く時間がない場面。

ここではシンプルに『学歴』は、

他人を信頼したり期待したりする時の

わかりやすい物差し・材料になってしまうということです。

 

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大人が勉強しておけばと後悔する理由② 仕事の選択肢が限られるから

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2つ目の理由は、『仕事の選択肢が限られるから』です。

 

胸が痛くなる話ですが、

大企業に努めたいなら大学に行っていることが

クリア条件であることが大多数です。

 

いくら頭脳明晰な人であったとしても、大学に行っていなければ、

大企業の採用試験を受けられない、そのようなこともあります。

 

企業は本来、学歴に関わらず優秀な人材に来て欲しいと思っています。


しかし企業側も応募者全員に対して

沢山の時間を使って選考する余裕がない、これが現実です。

(普段の業務と並行してやっていることもザラにあります…。)

 

そこで短時間で能力を判断する手段として用いているのが、

「大卒」というハードルです。

 

もちろん大学にも一流から誰でも入れる!なんて言われる所まで様々あります。

それでも「大卒」という武器は、武器として使えるのです。

 

これは大企業に限った話、というわけでもありません。

試しにコンビニやスーパーに置いてある求人誌を手に取ってみて下さい。

 

近所の中小企業でも応募資格に「大卒」と書いてある求人が想像以上にありませんか?

 

このように、どのような大学であれ「大卒」という武器を持っていることは、

それだけで選べる仕事の幅が広がります。

 

逆にどんなに優秀で人望があって誰にでも自慢できる人材であっても、

大卒じゃないというだけで「応募する資格をもらえない」事態が発生する可能性が生まれてしまう、というわけです。

 

まとめ:大人になってから「もっと勉強しておけば」と後悔しないために

いかがだったでしょう。

少しいいすぎでは?とあなたは思われたかもしれません。

 

しかし私自身、大卒ではありますが、

第一志望に落ち、それ以上勉強することを妥協しました。

 

大人になった今では、とても後悔しています。

 

もっと勉強して第一志望に入ることが出来ていたら、

もっと自信をもって強気に就職活動が出来たのに…。

そんなことを考える夜も何度もありました。

(今となっては自分への愚痴ですね…。)

 

逆に大学を卒業していたことにより、

「大卒」の応募資格に悩まされることはなかった点、

ここは救われたように思います。

 

また中学や高校時代は、勉強が何の役に立つのかと本気で思っていました。

「え?さっさと働いた方が早く稼げるし、

働いてスキル伸ばせばもっと稼げるでしょ?」と。

 

しかし、「大卒資格」という武器。

これは非情にも、大卒で就職した場合の給与が

早くから働いて稼いだ方よりも多くなってしまう面も持ち合わせています。

 

これは、大人になって徐々に気付いてしまう部分です…。

これが「大学に行っていればよかった」と後悔の原因となってしまうんです。

 

 

勉強に関しては色々な考え方や意見がありますが、

大人になってから後悔しないために、

今の内から勉強を頑張ることは無駄ではないことをぜひ伝えたい記事でした。

 

ご覧いただきありがとうございました。