近年では感染症の影響により、
「おうち時間」として自宅で過ごすことが増えました。
さらにリモートワークが加速し、
以前に比べて自分の時間を確保することができるようになりました。
その「おうち時間」を利用して新しいことを学んだり、
資格取得にチャレンジしたりと勉強に取り組む人も多いのではないでしょうか。
自分で勉強を進めていく中で、
学生時代とは違い、学ぶことに楽しさを感じる場面が多くあります。
学生時代はあんまり勉強することが得意ではなかった人も、
社会人になると率先して新たな知識を取りいれています。
なぜ学生時代と違って、
大人になってからの勉強に楽しさを感じる人が多いのでしょうか。
今回は大人になってからの勉強が
なぜ楽しく感じられるのかを学生時代の勉強と比較しながら考えていきましょう。
大人の勉強とは違う?!学生時代の勉強を振り返り
まずは学生時代の勉強について振り返ってみましょう。
学生時代の勉強の特徴として次の点が挙げられます。
- 事前に決められた分野を学ぶ
- 1人で勉強するのではなく、多くの人と一緒になって話を聞く講義スタイル
- 課題が与えられ、それに対して自分の考えを表していく
事前に決められた分野を学ぶ
特に高校までの環境において多いのが「事前に決められた分野を学ぶ」です。
国語、数学、英語などあらかじめ学ぶ分野やその範囲、扱う教科書などすべてが決められています。さらにその裁量は指導する先生に一任されています。
つまり自分自身で学びたい分野を決めることはできませんし、指導してもらう先生を自分で選ぶこともできません。自分には合わないと感じる先生でも受け入れるしかないのです。
さらに学校では成績が悪いと進級や卒業ができなくなり、そのために勉強するといったことがおきます。常に精神的なプレッシャーを感じながら勉強していくことになりますね。
1人で勉強するのではなく、多くの人と一緒になって話を聞く講義スタイル
学校では1人の教師に対して多くの生徒が1つの教室で授業を受けるスタイルが基本的です。時間や場所にしばられた集団行動をとります。もちろん仲間がいることによるメリットは多くあります。
- 交流の場が自然とできあがりコミュニケーション能力が鍛えられる
- 仲間と切磋琢磨することで成績向上がはかれる
- わからないところを互いに教え合うことができる
このほかにもさまざまなメリットが考えられます。
しかしそのような講義スタイルに合わない人も一定数います。自分の裁量で勉強できないことにストレスを感じることもあるでしょう。
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課題が与えられ、それに対して自分の考えを表していく
学校では課題が与えられることが多くあります。
特に大学ではレポート形式の課題や卒業研究など多くの時間を費やして完成させる課題も数多くあります。期日までに終わらせることに追われて、思うような文章が書けなかったり途中で諦めたりすることもあるでしょう。
自分の好きな分野について学ぶことができても不完全のまま終わらせなければならないときもあるかもしれません。
大人になってからの勉強が楽しく感じられる理由
大人になってからの勉強が楽しく感じられる理由として次の3つが考えられます。
- 好きな分野、興味のある分野について学ぶことができる
- 昇給やスキルアップなど成長を実感することができる
- 周りの同僚や友人などと差別化ができる
好きな分野、興味のある分野について学ぶことができる
社会人になってからの勉強では、学生時代と違って自分の好きな分野、興味のある分野について好きなだけ学ぶことができます。
今まで興味や関心はあったけど学んでこなかった分野や、今までの経験をもとにもっと深く学びたい分野などその選択肢は幅広くあります。また書籍やYouTubeを使うことで、手軽に学ぶことができるようになりました。
まずは思い切って自分の興味がある分野について学んでみましょう。
昇給やスキルアップなど成長を実感することができる
会社によっては資格を取得することで給料がアップしたり昇進につながったりすることがあります。明確に目標があることで、そこに向かって努力を続けることができます。
学生時代にただなんとなく言われたことを頑張るのではなく、自分の意志で決めたことに取り組むのはモチベーションを保つうえでも重要です。
今の会社で結果を出す以外にもいろんな方法があります。
例えば日々の学習で身につけたスキルを使って、転職し年収を大幅にアップさせることができます。また副業を始めてみることで、自分の収入源を分散しリスクに備えることもできます。これまでの経験をもとに独立し、フリーランスや起業をして自分の好きな時間に働く人も多くなりました。このように現代ではさまざまな働き方ができるようになりました。
周りの同僚や友人などと差別化ができる
社会人になって勉強に取り組む人は近年増加傾向にありますがそれでも多いとは言えません。休日になれば自分の趣味や娯楽に時間を割く人も大勢います。
2016年に総務省が実施した調査では、社会人が1日に学びに充てる時間は平均で6分という結果がでました。コロナ禍が進む前の調査結果なので一概には言えませんが、1日30分だけでも学びに費やすことができれば、周りの人に差をつけることができるチャンスなんです。学生時代に思うような成果が出せなかった人でも、社会人になって自分の決めたスケジュールをやっていくと、最短距離で成果を挙げることだって誰でも出来るということ示していますね。
少しでも周りと差をつけて本当に自分が描いた自由な人生を手に入れたいと思う人は、ぜひ気になっていることを今日から学習を始めてみてください。
まとめ:大人が勉強楽しく感じるのは人生が楽しく豊かになることが本気で分かったから
今回はなぜ大人になってからの勉強が楽しく感じられる理由を紹介しました。
すでになんらかの勉強に取り組んでいる人は、その学びをもっと加速させさらに豊かな人生を手に入れましょう。
まだ好きなことに中々勉強として取り組めていない方は、まず1度はじめてみましょう。スタートを切ってしまえば進むタイプもたくさんいるでしょう。
学生時代とは違って学ぶことの楽しさに気づくことができます。その楽しさを感じながら、もっといろんな分野について学びを深め、今よりももっと豊かな人生を手に入れましょう!!