資格取得にチャレンジしたい、仕事のために知識やスキルを増やしたい、興味があることについてもっと深く知りたい。
大人になってから何か勉強を始めたいという人は多いのではないでしょうか。
しかし、学びたいと気持ちがあっても、忙しい日常生活のなかで勉強の習慣が身につかず、挫折したという人もいることでしょう。
仕事や家事で勉強の時間が取れない、勉強する場所がないなどがその理由と思われます。
では、どうしたら習慣にできるのか、5W1Hで整理して考えてみましょう。
- When いつ勉強する? スキマ時間を活用しよう。
- Where どこで勉強する? どこでも書斎
- Who だれが? それはあなたです
- What 何を 何も学ぶか?
- How どのように 自分にあった方法で
- まとめ:いつ、どこで、どのように勉強するか。
When いつ勉強する? スキマ時間を活用しよう。
毎日1時間、勉強のための時間をひねり出すのは、かなり大変なことです。
平日は忙しいから週末にまとめて勉強しようと思っても、急な用事ができたり、友人からの誘いを断れなかったり、なかなか計画どおりにはいかないものです。
そこで、1日15分にしてみるのはどうでしょうか。
たった15分でも6日合計すれば1時間半になります。もし1日30分取れるなら、日曜は休んだとしても1週間で3時間、1か月で12時間を勉強にあてることができます。
電車やバスに乗っている時間、カフェでコーヒーを一杯飲む時間、昼食を食べ終わったあとの昼休みの残り時間、寝る前のくつろいでいる時間など、15分~30分程度なら、どこかでひねり出すことができると思いませんか。
Where どこで勉強する? どこでも書斎
自宅で落ち着いて勉強できる環境があるなら、それに越したことはありません。しかし自分の部屋がなかったり、家族がいて落ち着かなかったりと、家では勉強がはかどらないという人も多いのではないでしょうか。
また、家だとくつろぎすぎてしまったり、テレビやゲームなどの誘惑に負けてしまったり、という人もいるでしょう。
しかし、スキマ時間を活用するなら、自宅以外にも様々な場所があなたの書斎になります。
まず、通勤の電車やバスはいかがでしょうか。
通勤の時間は毎日一定なので、確実に時間を確保できます。座ることはできなくても、超満員でなければテキストを読んだり、スマホでユーチューブの講座を視聴したり、勉強時間として活用することができます。
次に、日常生活の延長で利用できる場所としてカフェ、ファストフード店、コンビニのイートインなどはいかがでしょうか。
これらの場所は、仕事の行き返り、外出したときなどに多くの人が立ち寄る場所です。長時間居座るのはマナー違反ですが、コーヒーを一杯飲む間にテキストの1単元を読む、問題集を5ページ解く、など短いゴールを決めてやるとよいでしょう。同じようにテキストを開いて勉強している人も見受けられますので、励みになるかもしれません。静かすぎる空間より、適度に人の気配や音楽があったほうが集中できるという人もいるでしょう。
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もう少し落ち着いた場所で、じっくり集中して勉強したい場合は図書館をおすすめします。
図書館は静かな環境が約束されていますし、お金がかからないのが魅力です。勉強の内容によっては、参考文献を探したり、閲覧したりして、知識を深めることもできるでしょう。
お金はかかりますが、インターネットカフェやカラオケ店を利用するという手もあります。
Wi-Fi環境が整った個室があるので、本来の目的以外にテレワークや勉強のスペースとしても活用されています。参考書籍をいくつも広げて、長時間集中して勉強したい人に向いているでしょう。
Who だれが? それはあなたです
誰がやるのかは、説明不要でしょう。
もし、同じ勉強をしている知人がいるなら、一緒に勉強して、お互いに進捗状況を確認すると、よい刺激になるでしょう。
What 何を 何も学ぶか?
資格を取りたいから、仕事上必要だから、興味を持ったからなど、勉強を始める理由は人それぞれです。
大人の勉強が学生時代の勉強と違うのは、勉強することを与えられるのではなく、自発的に学びたいと思ってはじめるところです。何でも興味を持ったら調べてみましょう。今はネットで様々な情報が得られる時代です。
資格を取るなど、目的と期限をはっきり定めて取り組む勉強もありますが、知的好奇心を満たす勉強も人生を豊かにしてくれることでしょう。
How どのように 自分にあった方法で
勉強を習慣化するには、自分に合った勉強法を見つけることが大事です。
人によって耳から覚えるのが得意な人、目から覚えるのが得意な人、書いて覚えるのが得意な人がいます。
耳から覚えるのが得意なら、テキストを自分で読み上げて録音し、スマホで聴くのがよいでしょう。これなら他のことをしていても、ながら勉強をすることができます。
目で覚える場合は、文章だけでなく、写真や表、全体図など、視覚に訴えるものが理解の助けになります。
書いて覚えることは、視覚と触覚を使うので脳が活性化しやすいとか。身体で覚えるということなのでしょう。
まとめ:いつ、どこで、どのように勉強するか。
- 自分のスキマ時間を時間を見つけて勉強に充てる。
- 自宅以外でも、電車、コンビニ、カフェ、図書館、インターネットカフェなどいろいろな場所が勉強スペースになる。
- 見る、聴く、書く。自分にあった勉強方法で取り組もう。
5W1Hで整理して考えてみると、自分のライフスタイルと性格にあった勉強方法がわかるはず。ぜひ、試してみてください。